[PR]川越まつり
Home >症状改善例集 > 肺炎の危機から脱して

肺炎の危機から脱して(症状改善例集No.67)

はじめに

肺炎はわが国でも死因の上位を占めていて、平成20年の統計では死因別死亡率の第4位になっています。近年の増加率を考えると、脳血管疾患を抜いて第3位以内になる日も近いと考えられています。通常は、肺炎による死亡率は高齢者が多くの割合を占めていますが、今回の症例は30代の女性からの報告です。 (編集部)

急性肺炎

ある朝、私は急に咳が出て少量の血を吐きました。すぐに病院に行き、肺炎と診断され、すぐ治療する必要があるという事で即入院となりました。すぐに病棟に案内され、抗生物質の点滴を打たれました。

抗生物質による治療

お医者様に言われたとおり安静にして毎日点滴を受け続けましたが、熱は下がるどころか、咳、痰が出、胸痛は和らぐことはありませんでした。何日たっても良くなる気配がないので不安がつのっていきましたが、衰弱していくのを見るしかない日々が続きました。

肺を切除しなければならないの??!!

2週間たったころ、夫は主治医に今後の見通しをはっきり知りたいと説明を受けることにしました。私の体は一層つらく、咳と一緒にさらに多くの血を吐くようになったことや、熱のために寒気もして体が消耗していることを話しました。もうベッドに横になっているのが精いっぱいで、このまま病院で治療を続けていても、このままではだめかも知れないと夫に訴えました。

医師の説明では、私の肺炎は新型ウィルスによるもので、今の抗生物質では効果がなく、残された治療は炎症が起きている肺の一部を切除する方法だと言うのです。こんなに弱っているのに手術をするなんて夫も私もびっくりでした。

他に方法はないのだろうかと私たちは唖然としました。

残された手があった!

「どうしたら良いでしょうか?」と神頼みするような気持ちでいましたら、いつか誘われて行った自然療法の講演会のことを思い出しました。それで、あの時の先生に相談してみようと夫に話しました。「私はこのままだと死んでしまう。だから、他のことをしてみたい。以前にある先生が望みの無かった患者さんをたくさん助けている話を聞きました。私もあの先生に相談してみたい。」夫はたじろいだ様子でしたが、事態の重要さと緊急性は火を見るより明らかです。「このまま病院にいても、どんどん悪くなるだけかもしれないね。自然療法のことは僕にはよくわからないけど、君がそうしたいなら」と連絡をとってくれました。

そして宋教授の健康相談室に電話をし、自然療法について、ずいぶんと励まされた様子で報告してくれました。それを聞いて私も大変希望が与えられ、夫はすぐに退院の手筈を整えてくれました。病院の先生はかなり驚いたご様子でしたが、自宅で静かに死を迎えたいのかもしれないと思われたのか、抵抗なく退院させてくれました。夫は先生を訪問し、詳しくご指導を伺い、手当てに必要なものを購入してきました。

◆自然療法 第1日目

食事をすることは弱った体に負担になるので、断食して消化のエネルギーを回復のために使うということでした。病院では栄養が大事なのでできるだけご飯を食べてくださいと言われて、食欲もないのに無理に食べていたので、その方が楽でした。

水はできるだけたくさん飲むように指導され、昼近くには、チャコールをコップ1杯飲みました。黒い水を飲むのは何となく抵抗がありましたが、体の中の細菌を吸着するということでしたので、勇気をもって飲んでみました。味も臭いもなく飲みやすかったです。

またチャコール湿布を作りました。この湿布は胸の炎症を取ってくれるということで、背中と胸に大きく貼りました。炎症が取れるまでは何回も取り替えた方が良いということで、3~4時間おきに取り替えました。取り換えるごとに水で絞ったタオルできれいに拭き、乾いたタオルで乾かしました。

そしてベッドに寝たままで温冷交代浴をしました。これは、足を温めたり冷やしたりして血液の循環を良くし、免疫力を高める方法です。

足湯が終わり、少し休憩したあと、ユーカリイルによって呼吸器内の病原菌を滅菌し、炎症を取るためその蒸気をかぐという療法をしました。

◆自然療法 第2日目

2日目は1日3回果物を食べました。また、1日目と同じく、胸と背中にチャコール湿布、足湯、そしてユーカリオイルの蒸気を嗅ぐこと、そしてベッド上で休みました。

 

◆自然療法 第3日目

熱もだいぶ下がり、食欲も出てきました。咳も吐血もほぼ無くなってきました。死の淵からは脱したようだという感じを受けました。この日から食事をしても良いということで、宋先生に指導を受けて、玄米に雑穀を混ぜて炊き、それに、エゴマの粉末と黄粉をふりかけにしていただきました。昼食と夕食には生野菜を少し加えました。食間には十分に水を飲むように指導されました。

食事をしてしばらくすると体に力が出てきたような感じがしたので、ベッドから起き上がり、窓際に行って、外の空気を吸いました。呼吸が本当に楽になっていました。お日様が恋しくて外に出てみたくなり、短い散歩をしてきました。

 

この日の夕方には、胸の痛み、熱、吐血、咳、すべてが消えて、肺炎の病状はほとんど無くなったように思いました。病院では2週間も治療をし、特別何の改善も見られなかったのに、自宅での治療を始めてからは、わずか3日目にして回復してしまうというのは本当に驚きでした。夫はもちろん、遠くの実家の親たちも本当に驚き、そして自然療法の素晴らしさに改めて目を見張ったようです。

 

宋先生は、夫の電話に毎回丁寧に答えて指導して下さいました。3日目以降は、次のような食事をするように指導され、今でも続けています。

 

  1. 肉、魚等、動物性食物は食べない。
  2. 白米、精白された小麦粉、砂糖や、食用油等、自然の状態からかけ離れた精製加工食品を食べない。
  3. 過食、早食いを慎む。
  4. 主食は玄米や雑穀、または全粒粉のパンとする。
  5. たんぱく源としては豆類や麩などを毎日少しずつ摂る。
  6. 脂肪源として、ごまやナッツ類などを適量摂る。
  7. ビタミン及びミネラル類・・生野菜と果物を十分に摂る。

 

  • 2012年09月09日

SIDE MENU

MAIN MENU

元気サーバ ショッピングサイト

ジューサー特設サイト

トータルヘルス

連絡先

財)日本健生協会 健康教育部

〒367-0245 埼玉県児玉郡神川町植竹665-4-3

電話 0495-74-0232

FAX 0495-71-6462

トータルヘルスサイト
http://kenkou-8.org/

メール nkk@kenkou-8.org

このページのトップへ