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難病の線維筋痛症からの離脱 埼玉 60代 女性

線維筋痛症とは

この病名は、まだそれほど一般には知られていないようですが、この病気の患者さんは、人口の1.7% の200万人もいると推定されています。しかし、医師からこの病気であると認知されている患者さんは、わずか4000人程度だということです。検査には特別の異常値が現れないために、患者の訴えは、気のせいだとか、なまけ病、かまって欲しい症候群の一種などというとらえ方をされることが多いようです。体中が痛む病気ですが、その痛みは軽度のものから重度の高いものまであり、たいていは耐え難い痛みであることが多いです。特に、首から肩にかけての痛みやしびれ、腰背部、膝から下腿、眼の奥、頭痛などの様々な疼痛症状が起こります。痛みの部位が移動したり、天候によって痛みの強さが変わったりすることもあります。その他、疲労感、睡眠障害、抑うつ、微熱、集中力欠如などが伴う事もあり、症状には個人差があります。この病気になったある患者さんは、「猛烈な痛みが昼も夜も続き、もうなすすべがないとわかった時、この痛みから確実に解放されるのは、死ぬ日だけだ。私はそれを待ち望んでいる」といったほどです。(編集部)

抗生物質

昨年の春、私は足首の関節に人口の関節を入れる手術をしました。術後、感染や化膿を防ぐために、抗生物質が投与されました。3日過ぎても8度前後の熱が続いているので、抗生物質は投与し続けられました。自分としては、抗生物質は飲みたくありませんでした。(熱が出るのは体が何らかの病原体に対して闘っている証拠であり、お薬を飲まなくても身体はその仕事を成し遂げるはずだからです)その希望をお医者様に伝えました。しかし先生は、「もしも、手術した部分が化膿したら大変だから薬は止めることができない」とおっしゃいました。熱は2週間以上続きました。その頃、首と腕の皮膚が赤くなってきたのに気付いたので看護師に伝えますと、翌日の診察時には、「ある種の膠原病の疑いがある。この病気はステロイドを飲まなければ、一生熱が続く病気です。もし、今週一杯熱が続くようであるなら、来週は精密検査をします。」ということでした。

自分はどうしても抗生物質を止めてみたいと先生に伝えました。医師は、「熱がこれほどあるうちは止めることができない。もし、7度3分くらいまで下がれば止めてもいい」とおっしゃいました。幸いにも、その2日後には7度3分になりましたので、先生は、約束通り抗生物質を中止して下さいました。その後、首と腕の赤みも取れてきて、膠原病の疑いもなくなりました。

 

発症

しかし、3週間も高熱が続いた間、首から肩にかけて大変な痛みがありました。入院中は、この痛みは寝違えたせいだと思っていましたので、医師にも看護師にも痛みがあることは伝えませんでした。確かに4~5日辛抱すれば痛みが和らぎます。しかし、また首の周辺が痛くて、寝返りも打てなくなり、起き上がっても自分で首を支えていることもできませんでした。(いつの間に寝違えたのだろう、よくこんなに何度も寝違えるものだ)と思って、チャコール湿布を貼ったり、痛みを和らげる効果のあるハーブ「白柳の皮」を飲んだりしていました。

 

その後、熱も下がり、歩行練習も順調に進み、自分でお手洗いにも行けるようになったので、退院の許可をいただき、自宅に戻ってきました。自宅に帰ってからも、首が痛くなるのは続き、ベッドに寝付くときには家族に首を持ってもらわなければ寝ることも起きることもできない時もありました。そうやってしばらく横たわっていても今度は背中も痛くなるので、体をどちらの向きにも動かせなくなります。

 

おかしい! やはり寝違いなんかじゃない!右側が痛かったかと思えば、4~5日後には左側が痛くなる。入院前にはこんな症状は一度も無かった。だから、もしかしたら抗生物質の副作用ではないかと思いました。入院中、熱が下がった時に、医師が言った言葉は、「あなたの熱は、抗生物質の投与から来ていたかもしれない」というものでした。そして今、自分のこの止まない痛みも、お薬のせいではないかと思うに至りました。ネットで抗生物質の副作用を調べると、首から肩にかけて痛みがでるというお薬もありました。

 

清身源の著しい効果

背中が痛くて、ある時には悲鳴を上げながらお皿洗いをしたりしていました。幸いにも、「清身源」という非常に痛みに良く効くハーブがありましたので、それを飲み始めました。これは本当に良く効きました。これを飲めば、このおかしな病気は無いかのように痛みが無くなります。初めは、朝、昼、晩と1包ずつ飲んでいました。このハーブのおかげで、痛みのない生活をおくることができました。そこで、少しずつ減らし、痛みがある時には再び増やしたりしながら利用していました。

 

ある日、もしかしたら自分のこの症状は、「ある時、あの人が悩んでいた病気ではないか」と思い、インターネットで調べてみました。その結果、おそらく自分の場合も、「線維筋痛症」という病気ではないかと思えました。

 

手術後、1か月目の診察に行ったときに、自分の症状を伝えてみましたが、医師は、「3週間も熱が続いたのだから、そのような体調の異変があってもおかしくない」という見解でした。その言葉を聞いたとき、「いまだに、あの時の熱の影響があるなどということがあるのか?」と思いました。これ以上話してみてもしかたがないと判断しました。 実際、血液検査でも何の異常も見られなかったし、さらなる検査を希望する理由もなかったからです。この病気は、これほどの肉体の苦しみがあっても、検査では何らの異常値が見られないというのが特徴の一つです。ですから、患者の訴えに対して、医師の判断は、時には「気のせい」的な扱いをされる傾向があるようです。さらに、よくよく調べてみると、手術を何度もした患者がこの病気になりやすいという見解もネット上にありました。手術を多くすれば、抗生物質を投与される機会も多くなります。自分の場合も、抗生物質を何種類も飲んで、その中のどれか、あるいは組合せでこのような副作用がでたのではないかと思うようになりました。

 

さて、原因は何であろうと、この変な病気は何としても治したいです。痛みは首ばかりでなく、ある時には背中、ある時には足も痛んで歩くのが大変になります。「清身源」は1年間飲み続けました。このハーブによって自分は普通に生活し、仕事も続けることができました。

 

チャコールを試みる

それでも何とか完全に良くなりたい思い、昨年の12月から今年の3月の間、生食中心の食事をし、その後はチャコールを飲んでみた方が良いのではないかと思い、毎朝大さじ1杯ずつ飲み始めました。清身源と併用しました。

すると、痛みがいくらか軽くなったように感じました。続けて飲んでいると、痛みは随分と楽になっていき、4月に入ってからはほとんどなくなり、次第に清身源を飲むのも忘れ、ついには全く飲まなくてもよくなりました。5月ごろからは痛みは全くありません。

 

1年も続いた不思議な病気が、チャコールを数か月飲んだだけで、なぜ良くなってしまうのか、説明し難いものがあります。ある著名なハーバリスト(ハーブを処方する人)が、どんな病気でも、体を浄化しさえすれば良くなっていくと言ったのを聞いたことがありますが、自分の場合もそうだったのかもしれません。活性炭で組織が浄化され、化学物質による影響の因果関係が無くなったかなと考えています。

診察では認められない病気なので、自分が、「線維筋痛症」だったかどうかは断定しかねますが、少なくても同じような症状を持つ方は、ぜひともチャコールを試してみていただきたいと思います。今では、痛みのない晴れ晴れとした毎日を送ることができ大変ありがたく思っています。この世に「チャコール」や痛みに悩む人々のために良く効く鎮痛ハーブがあること、その創り主である神様を心から賛美いたします!

 

2013年 6月 記

症状改善例集79号より転載

  • 2014年01月09日

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