ハレルヤダイエット
BACK TO THE GARDEN(バック・トゥ・ザ・ガーデン)のキャッチフレーズで今、米国で人気沸騰中の、ハレルヤダイエットという食事法があります。自然界に備えられた食物を出来るだけ命に近い状態で細胞に入れましょうという理念で、生(なま)の命ある植物とそのジュースを摂ることを強調しています。生きた栄養が細胞に達して、食物から得られるエネルギーと癒しの力が最大限に発揮されるようにと計画されている食事法です。
多くの方々が今、米国のノースカロライナ州にある、ハレルヤエーカーズの人々の指導と励ましによって、癒され難い病気から回復しています。
ハレルヤダイエットとは、おおよそ次のような食事です。
(詳しくは http://www.hacres.com/ でごらんください。)
朝 食
起床して、バーリーグリーン(大麦若葉粉末)を大さじ1杯飲む。口の中で溶かすか、室温の蒸留水30mlほどで溶かして飲む。
午前中の半ば
240mlの人参ジュースを飲むか、汁気のある果物一切れを食べる。
昼 食
昼食前に、朝食前と同じくバーリーグリーンを大さじ1杯。その30分後に、生野菜サラダか、生の果物を食べる。果物は1日の食事の摂取量の15%以上にならないように制限する。
夕 食
夕食前に、バーリーグリーン大さじ1杯。その30分後に、様々な野菜とリーフレタスを含むグリーンサラダを大盛り(球状レタスは栄養価が少ないので使わないこと)。サラダの後で調理した食物。ハレルヤダイエットでは、食事量の15%は調理した食物が容認される。調理した食物としては、焼きジャガイモ、玄米、焼き芋あるいは蒸しカボチャなどを食べる。(望むなら、昼食と夕食は入れ替えることが出来るが、調理した食物を含む食事は1日に1食だけとする。)
夜
望むなら、一切れの汁気のある果物か、新鮮なリンゴあるいは洋ナシのジュースをコップ1杯飲んでもよい。
なお、ハーバルファイバーブレンド(体内の毒素を分解、排泄するハーブがブレンドされたもの)を、仕事に出かける前、または、午前中遅くに、容器に記載してある量を体重に合わせて摂る(妊婦あるいは授乳中の母親には勧められない)。代替には有機栽培の亜麻仁の実大さじ2~3杯をミキサーで粉末にして、240mlの蒸留水と混ぜて摂ることもある。
●ハレルヤダイエットでガンなどの病気から回復した体験は症状改善例の中に紹介してあります。
●このダイエットで効果的に使用される大麦若葉粉末バーリーグリーンと体内の毒素除去のためのハーバーファイバーブレンドはお役立ち商品で紹介しております。ご利用ください。
糖尿病の治療のための食事
【ポイント1 規則正しく】
糖尿病の人々が何を、どれほど食べたら良いかという事は、もちろん考えなければならないことですが、それと同時にどのように食べるかという事もとても大切なことです。1日2回、あるいは3回の規則正しい食事は、すい臓に必要な休息を十分に与え、回復の大きな助けになります。
【ポイント2 食事はゆっくりと】
急いで食事をする患者には血糖値に関してはなかなか望ましい結果がみられず、またぶどう糖が血液に送り込まれるためにも良い状態とはなりません。ゆっくりと食事を摂る時には血糖値は安定した状態でコントロールされます。また、ゆっくりとかんで食事をする時、適量で満腹感を感じるため食事の全体の量も少なくなり、体重のコントロールも無理なくできるでしょう。糖尿病を持つすべての患者が、治療の一部としてゆっくりと食事をするよう指導されることは、正常な血糖値を得るためには必要なことです。
【ポイント3 過食に気をつけましょう】
過食を続けると、血糖値の問題ばかりでなく、間もなく体の敏捷性もなくなり、従って運動不足や肥満につながり、それが一層、回復を遅らせることになります。
【ポイント4 食事の中でぜひ摂りたいもの】
◇繊維の多い食物を摂りましょう。繊維質の多い食事は食後の血糖値を下げて、インシュリンの必要量を減らすことが証明されています。糖尿病になる多くの患者が長期にわたって精白された穀類(白米、白パン、砂糖菓子など)を含んだ食事をしていることに医者たちは気づいています。
◇主食はできるだけ、玄米や分搗き米、パンなら全粒粉に変えましょう。
◇大豆、小豆、などの豆類をたくさん摂りましょう。複合炭水化物〔穀類、芋類など多種類の炭水化物〕と、豆科の繊維の多い食事は、糖尿病の方にはぜひ摂ってほしい食物です。繊維は炭水化物の吸収を遅らせて、食後ブドウ糖値が一気に上昇してしまうのを確実に押さえてくれます。食後の血糖値上昇を実験するために、一つのグループには8種類の豆類をいろいろに調理し加えた食事を与え、他のグループには、豆類を除く24種類の一般的な食物を与えました。その結果、豆類を多く加えた食事をしたグループの血糖値上昇は、別のグループと比較し、平均45%も少ないということが証明されました。豆や芋、皮付きの穀類〔玄米、全粒粉のパン〕から得られる糖は、体内でゆっくり分解され、インシュリンをさらに有効活用してくれるからです。
青いサヤインゲンと玉ねぎは血糖値を下げることを西ドイツの研究者より発表されています。68%の炭水化物、20%の脂肪、12%のたんぱく質の食事が糖尿病の患者に与えられました。彼らの食後の平均血糖値は227.98mg/100mlでした。次に、同じ食事にサヤインゲンを加えて食後の血糖値を測定してみると、その測定値は194.9mgでした。
また、ある研究では1日にひとかけずつの生のにんにくを食べることにより尿中に流れる糖の量を減少させることが証 明されています。
◇生の野菜や果物の効果──食事の中で生食の割合が多い患者は1日のうちでもインシュリンの必要を60から15単位に減少させました。