甲状腺疾患をはじめとする種々の苦しみ
完全菜食とジュースで快癒
米国 30代 女性
発症―甲状腺機能異常症
私は8年前、甲状腺疾患だと診断されました。この病気から回復するために、私は医者に指示されたことを全てやりました。大量の薬を処方されていて、それも忠実に飲んでいました。それでも、薬の害は知っていましたので、なんとか、減らすか止めるかしたいと思っていました。しかし、私の担当医は、それを許しませんでした。
関節痛、記憶障害、頭痛などの苦しみ
数か月後、私はすでに抱えていた甲状腺疾患の症状の他に、新たな症状が出てきました。医者は、それは甲状腺機能異常症に関係があり、そのためにそのような症状が出てくるのだと言いました。激しい頭痛や、斜頸(首が斜めに傾き、顔を回しにくくなる)がよく起こりました。関節炎も出てきましたが、それも甲状腺の問題から来ているのだと説明してくれました。確かにその後、首が動かないだけではなく、足や腕の関節や筋肉が動かしにくくなり、ついには固まってしまったかのようになってしまいました。さらには胸の痛み、疲労感、そして記憶障害が起こり、その症状は慢性化して、毎日本当に苦しみながら生活していました。普通は、これほどの苦しい症状が、まだ30代の女性に起こるものではないはずと思い、自分の体の異常さはどこから来ているのだろうと、困惑と疑問で心が真っ暗になりました。
砂糖を止めよう!
ベッドに横になっても、また起きていても頭も体も痛み、もう、生きていることが疎ましくなるほどで、私はついに神様に叫びました。神様に自分の苦しみをすべて訴えた後、私は神様に、「医者でさえわからないこの原因不明の痛みを、もし神様が取り除いてくださるならば、私は一生砂糖を使ったものは食べません」と約束しました。するとどうでしょう!!砂糖を止めてから数日しますと、あれほどひどかった関節の痛みは和らぎはじめました。どんどん苦しくなる一方だったのが、その勢いは治まったかのように感じ、わたくしの心に幾ばくかの希望が湧き始めました。
乳製品、白パン、油も止めた
私は約束を守りました。それから神様は少しずつ、さらに何を食べたらいけないかということをある情報源を通して教えてくださいました。精製油、精白された粉、乳製品なども、健康を害するものであることを学びました。そこで私は乳製品も完全に絶ちました。その後、しばらくすると、体調は徐々に良くなってきましたが、それでもまだ完全に回復していませんでした。毎日毎晩、関節の痛み、激しい疲労感、頭痛は続きました。砂糖と乳製品などを絶ってから、いくらか良くなり始めたとはいうものの、まだまだ苦しい症状は続いていました。
生食中心の完全菜食
どうにかしてこの苦しみから完全に解放されたいものだと切望していた折、母がハレルヤダイエットの情報を得て、私に紹介してくれました。そこでは、難病を持つ多くの人々が、ハレルヤエーカーズがで指導している食事法によって回復していっている様子を知り、私の心にもさらなる希望が湧いてきました。「私も良くなれるかもしれない!この食事法をやってみよう!」と心に決め、「ハレルヤエーカーズ」という所を訪問しました。
そこで食事指導を受けました。良いものを体に入れる前にまず、悪いものを出す必要があることを学び、大変納得しましたので、早速翌週から体内浄化のために、五日間の断食をしました。その後、2週間の生食ダイエットをしました。私の生食ダイエットは、大麦若葉をジュースのしたものを一日に三回飲むこと、その他にフルーツジュースと野菜の搾りたてジュースを飲み、あとは新鮮な野菜サラダを食べるという食事法でした。
肉なしの食事を1か月
私は肉が大好きで肉を食べない日はなく、食事のほとんどが肉で占めるほどでした。ハレルヤエーカーズで、肉は体に良くないものとして指導を受けましたが、生野菜をたくさん食べ、野菜や果物のジュースを飲むのは良いとしても、肉に関しては全く止める気持ちにはなれませんでした。これほど美味しいものをどうして止めることができるでしょうか! 私は、肉はいくら悪いと言われても、肉なしの食事をするつもりは全くありませんでした。ただ、病気から回復して喜んでいる人々を前にして、もしかしたら肉なしの事が何か良い結果をもたらすかもしれないと思い、一ヶ月間だけこの新しい食習慣を試してみることにしました。そして自分の体に何が起こるかみてみたいと思いました。そして私は、1か月の我慢を覚悟で、完全菜食の食事を始めました。
速やかな症状緩和
ところが、その食生活の効果はすぐに現れ、関節の痛みや頭痛がすぐに治まりました。自分の場合は塩と砂糖を摂るのを止めた事にも深い関連があるようです。これらのものを止めてからは、毎朝、喉に溜まっていた痰がなくなり、また、排便も毎日ちゃんとあるようになりました。
大いなる決意―完全菜食者になろう!
肉を止め、生の野菜をたっぷりと食べるようになってからの効果があまりにも著しかったので、そのダイエットを始めてから2週間目には、私は、ついに肉を食べるのを完全にやめることを心に決めて、完全菜食者になることにしました。その後、とても良い自然療法医とカイロプラクターとに出会い、生食や大麦若葉と人参のジュースを増やしました。それをきっかけに、私はついに全快へと向い始めました。そして、慢性疲労、関節痛、にきび、頭痛、うつ、感情不安定、ステージIIIのカンジダ菌、免疫機能障害、肝臓、腎臓、そして副腎機能障害、消化管機能障害、重度の食べ物アレルギー、皮膚炎、化学物質過敏症、乾燥しきった 脆弱毛、肝斑など、私が抱えていた全ての疾患が、病んでいた体からすっかり無くなったのです!
検査結果が正常値に
その頃、甲状腺の検査結果が正常になりました。長い間、薬を止めたいと思っていましたので、医師に相談しましたところ、しばらく薬を飲まないでやってみましょうということになり、大変嬉しかったです。その後も甲状腺の機能とその他全般の健康状態をチェックするために、月に一度は検査に通いました。数か月経ってもなお、検査値は正常値を保ったので、医者は私に、「今あなたがしている様な食事やライフスタイルは、どうかこれからも続けて下さい。」と言いました。このような言葉を先生に言っていただけて、私はとても嬉しくなりました。
あなたも始めてみませんか?
その後、このような素晴らしい食事法を自分の知っている病気の方々に伝えようと思い、何人ものお友達や知人に、自分がこんなに短期間で良くなったことと、自分がしている食事法を話しました。そして、「あなたも試に始めてみませんか?」と声をかけています。彼らは私の話を聞いて大変希望を持ち、ほとんどの人は、肉食や砂糖の一杯入ったデザートやお菓子を止めることにし、そして実際に体が変わってきています。彼らから、「僕もこんなに良くなったよ、本当に素晴らしいね! 教えてくれてありがとう!」という言葉をしばしばいただいて、私自身本当に嬉しくて、以来、生食を中心とした完全菜食の素晴らしさを、事ある毎に人々に伝えています。
出会いを感謝します!
長かった闘病生活でしたが、私の苦しかった日々を神様が憐れんで下さり、そして完全菜食や、生野菜のサラダをたっぷりいただくこの食事法に出会わせて下さったことに心から感謝しています。
症状改善例集 80号より転載
- 2014年01月09日