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糖尿病の症状改善例集


チャコールで糖尿病も良くなった!!(症状改善例集No.73)

私は血糖値が高く、3年頃前から目が霞んだり、足も痛み始めて、糖尿病の合併症らしきものが出始めていました。それが今では「チャコール」というものに出会って何の心配もいらないと感じているほどです。
 

チャコールとの出会い

昨年の秋、友人が糖尿病の自分にも良いという、自分で焼いたパンを持ってきてくれるようになりました。ある日その友人が「自分は炭の粉を飲んでいて、胸やけにとても効く」というので、「炭の粉を飲むの?」と少し驚きましたが、自分もよく胸やけがするし、飲んで害もないというので試してみることにしました。

 

胸やけに効く!口内炎にも!

そして胸やけがした時、さっそくチャコールを水に溶いて飲んでみると、飲んだすぐあとに胸やけが治まったので、「友人が言ったとおり、すごい!」と思いました。口内炎になった時も飲んでみると、2日で治りました。その後も胸やけや口内炎のたびに、チャコールを飲むようになりました。

劇的に助けられた!

今年のお正月、お酒を飲んで、おせち料理とお餅をたくさん食べた後、血糖値がかなり上がったのでしょう。もう立てないくらい体がつらく感じました。何か良いものがないかと思った時に、閃いたのがチャコールでした。試しに飲んでみると間もなく楽になりはじめ、2~3時間後には苦しさもなくなり普通に立てるようになったのです。チャコールが血糖値を下げてくれたのかと不思議に思い、チャコールで血糖値が下がるかどうか、飲んでみることにしました。今まで2年以上も飲んできた薬は手放せないので、1週おきに、チャコールを飲む週と、薬を飲む週と分けてみました。

試みの結果

試してみた結果、チャコールだけの週も、薬だけの週も、血糖値はどちらも安定していることが分かったので、もう薬は飲まないことにしました。薬を飲むと疲れやすく量も多かったからです。

チャコールだけで、1か月ほど経った頃、病院での検査結果は正常値でした。これまではヘモグロビン・エーワンシーの値は、高い時には8.6~9くらいありました。お医者様は、今回の検査結果が薬を飲んでいないのに5.3の正常値内だったので、ふつう薬だけではこんなに早く正常値内にはならないのにと大変不思議がっておられました。

 

今ではすっかり愛用者

今ではチャコールは毎日、朝昼晩と1杯ずつ飲んでいます。会社での昼食は油を使った料理が多く、ごはんの量も多いので、食後、すぐにチャコールを飲んで、血糖値があがらないようにしています。

また料理にニンニクや玉ねぎをたくさん使うので、口臭も気になっていたのですが、チャコールを飲むようになってからは気にならなくなりました。

 

チャコール おまけの効用?

私は花粉症も持っていて、毎年2月頃になると症状が出て大変でした。ところが今年は花粉症が出なかったのです。これもチャコールのおかげなのか花粉が少ない年だったのか、どちらとも言えませんが、快適な春を過ごすことができて喜んでいます。

また季節の変わり目には扁桃腺が腫れて38度くらいの熱が出ていたのですが、今年はそれもなく、風邪もひかなくなっています。これらのことが皆チャコールのおかげかどうかはわかりませんが、チャコールはずっと飲んでいこうと思っています。

 

 

◆      チャコールで水虫寛解

チャコール粉末で中敷きを作る

これは私の主人の体験ですが、主人は仕事柄、安全靴とよばれる職場用の靴を1日中履いていなければなりません。そのため水虫に悩まされてきました。ひどい時には冬でさえもその痒みが治まりませんでした。

そこで私は、靴の中敷きと、薄手の不織布を買ってきて、不織布を細長の袋状にしてチャコールの粉末を入れ、中敷きに縫い付けてみました。その中敷きを靴の中に入れて、主人に試してもらうと、まず3日ほどで安全靴の中でも汗をかかなくなりました。そして5日ほど経つと指のかゆみがなくなってきたそうです。

1か月半経った今では指間も乾いて、すっかり治ったような感じです。

◆ 娘の白血病にも

娘は昨年白血病になり、1年間、抗ガン剤治療などのために入院していました。3月には検査数値も下がったので退院しました。

私たち夫婦ともチャコールがとても良かったので、娘の病気にも良いのではないかと思い、またそう願って退院してから娘にも飲ませています。4月のころは数値がまだ上がったり下がったりと不安定でしたが、6月になった今ではチャコールのおかげもあるのか、数値は落ち着いています。

大きな病気なので、病院からの薬も飲んでいますが、娘の病気もチャコールで治ればいいなと切望しています。

 

 

一型糖尿病―インシュリンの投与量減少(症状改善例集No.64)

米国 ユーチパインズ研究所からのリポート  10代女性 Kさんの体験

 

若年性糖尿病

若年性糖尿病、すなわちⅠ型糖尿病は、一旦かかると一生涯インシュリンを投与し続けなければならない病気です。

Kさんは17歳の女の子で、14歳のころにⅠ型糖尿病になり、ずっとこの病気と付き合ってきました。高校生になってから彼女は寮に入り、寮で出される食事を選んで食べたり、量を控えたりしながら食事を続けていました。しかしがんばって食事制限をしても、血糖値のコントロールはうまくいきませんでした。彼女のお母さんは、Kさんの食事を作るために、彼女の高校の近くに引っ越してきました。

しかし、どんな場合でも時間になると血糖値を測り、インシュリンの投与量を決め注射をしなければ、死にもつながる事態になってしまうこともあります。そんな毎日に疲れ果て自暴自棄になっていた彼女を助けたい思い、お母さんは彼女をユーチパインズに連れてきました。

ユーチパインズの指導

Ⅰ型糖尿病は生活習慣によってなる病気ではありませんが、食事や運動、そして睡眠などの良い生活習慣を続けることによって、インシュリンの投与量を少なくすることが好ましいです。

インシュリンの投与量が多ければ、血管にダメージを与え、それが腎臓機能に影響を及ぼすこともあるからです。

ユーチパインズでは、しっかりと食事療法と運動を実行してもらい、血糖値をコントロールしてもらうため、正しい食事と、運動を毎日最低30分はするよう彼女に話しました。

3週間の滞在期間の1週目は生野菜のサラダのみを食べて、血糖値を測るように勧めました。

2週目は生野菜に、玄米又は全粒粉のパン、それに豆類がメニューに加わりました。彼女はこの食事をしっかりと続けました。

 

3週間目にナッツ類を少しとっても良いと医師から指示が出ました。脂肪分を多く摂るとⅠ型糖尿病でもⅡ型糖尿病を合併することがあるので、脂肪分は控えめに摂る必要があります。

 

Kさんとお母さんは、ここに来るまでは一般の病院の医師に従った食事をしていました。甘い物、アルコールなどを摂らず、カロリー量を考えて、ご飯の量を控えることなどが主な注意点だと思います。カロリーさえ守れば何でも食べても構わないという指導もあるようです。しかしユーチパインズでは、インシュリンの量を少なくするために、卵も乳製品も取らない完全菜食の食事指導をしています。食品を選ぶ必要はあるものの、食事の量を満足に摂ることができるので、彼女は大変満足しながら食事ができるようになりました。

このようなことを実行することで、インシュリンの投与量が少なくなることを体験した彼女はユーチパインズでの治療に対して大変前向きに取り組むようになりました。

自宅での療養

ユーチパインズで療養を終え、Kさんは希望をもって自宅に帰りました。自宅に帰ってからも菜食のシンプルな食事と運動を続けました。

お友達に誘われて、濃厚な食事をとったため血糖値が高く上がった時は、食事は血糖値に大きく影響するということを改めて認識しました。友人たちも彼女の状況をよく理解し、彼女の食事療法に大変協力的になったようです。また、Kさん自身もこうしたお友達の理解の中で、自分の状況を受け入れ、以前のような精神的にみじめな気分から脱することができたようです。

日々の体調に波はあったとしても、たいてい血糖値のコントロールはできるようになり、努力の甲斐あって自宅に帰ってからもインシュリンの投与量を減らすことが出来ました。

Kさんは、ユーチパインズで食事と生活習慣の大事さを学び、どこでも正しく教えてもらえなかった食事や自己管理の情報を得ることができ、大変感謝しつつ今、毎日お元気に生活しています。

 

糖尿病性エソ

糖尿病性エソ――切断をまぬがれて快復

(米国ジョージア州ワイルドウッドライフスタイルセンターマージャリー・ボルドウィン医師のレポート)

糖尿病による足のエソ

その患者はまだ30代にもかかわらず、糖尿病が進んで重症でした。足が壊死し、入院した大学病院で、命を守るために片足を切断しなければいけないと告げられました。

切断拒否

彼女は切断だけはしたくない、足を失うぐらいなら死んだほうが良いと思い、切断手術を拒否しました。彼女のご主人がこのライフスタイルセンターに、「家内は残念ながら、回復の望みはないようです。安らかに死ぬ準備をさせたいのです。入院させてくださいませんか?」と頼んできました。

ライフスタイルセンターへ

彼女が運ばれて来たのは夜中でした。すぐに診察したところ、両足はひどく浮腫んで赤くはれていました。それは糖尿病患者の手足が壊死したときに見られる状態です。左足の上部には膿が出ている穴が5つもみられました。

選んだ治療

1.洗浄—まず5つの膿の出る穴を丁寧に、注意深く洗浄しました。
2.交代浴—次にわずかの温度差(1℃程度)のあるぬるま湯を入れた二つのバケツを用意し、彼女の足を交互につけさせました。それは、組織をこれ以上痛めず、血行を促進させて組織の回復を望むためのものでした。
3.チャコール浴—次に、足が入るぐらいのビニール袋を2重にしたものに、チャコールを水で練ってクリーム状にしたものを入れた簡易チャコール浴槽を作りました。足湯の交代浴を終えた彼女をベッドにつかせ、翌朝までその中に足を入れておいてもらいました。これは強い吸着力を持つチャコールによって毒素をできるだけ取り除くためです。

翌日からの治療

その後しばらくの間、これらの療法を毎晩続け、さらに次のことをしました。
4.光と空気に足をさらす—昼は、戸外に連れ出し、適当な時間、軽い日陰の中で足を空気にさらしてあげました。直射日光では彼女の足の組織は刺激されて損傷を受けるでしょうが、日陰の弱い紫外線で感染に対する免疫力を高める効果を得ることが出来るのです。その他の時間は、マイナスイオン効果を得るために、日の当らない場所で空気に足をさらしていました。
5.食事—彼女の食事メニューは、糖尿病の患者のためのメニューです。精製されていない穀類、繊維質の多い生の果物、そして植物性の良質のたんぱく質など、栄養豊富な食事を与えました。
6.インシュリン注射—また、血糖値を注意深く常にチェックし、それに応じてインシュリン注射も慎重に続けました。

回復に向う

また、心のサポートも続けました。彼女の状態は一歩一歩、確実に良くなり始めました。赤くむくんでいた肌は、赤みがとれて肌色に戻ってきました。膿が出ていた穴は中のほうから治ってきました。体力も増してきました。

人参ジュースを加える

こうした回復が続いた後、ある時点から回復が進まなくなった様に感じました。回復のためには、十分なビタミンAが必要である事を思い、その日から昼食時毎に、作り立てのにんじんジュースを加えて出しました。

完全な回復

しばらくすると、彼女は完全に良くなり、彼女は幸せそうに両足で病院を出て、もう二度と見ることはないだろうと思った我が家に帰ることが出来たのです。

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糖尿病性網膜剥離・他

糖尿病による網膜剥離からまぬがれて

糖尿病から網膜剥離

私は15年前に糖尿病になり、年々血糖値は上がるばかりでした。血糖値は380になり、(正常値は約100)「網膜剥離の兆候が現れているので、このままだと失明する」と医者から言われ、入院を予定していました。

ニュースタート広島大会に参加

第一日目の夜の梁先生の講義で、重症の同病の方が癒された話に励まされ、3錠ずつ飲んでいたダウニール(血糖降下剤)をその日からストップしました。翌日、測定して見ると血糖値は120。旅行中に測定器は壊れてしまったと思いました。試しにその翌日にも測定して見ると105。食事はあまりにもおいしいので食べ過ぎていたぐらいでした。宗先生にお見せすると、「血糖値が本当に下がったのですよ」とおっしゃいました。先生にしてみれば驚くことでもなかったのでしょう。そして現在でも血糖値は正常で、元気な毎日です。

運動に心がける

よい食事、運動、これらは糖尿病の患者さんはどなたも心掛けておられることと思いますし、私もそうだったつもりです。しかしニュースタートに参加し、普段よりずっと運動をしますので、それがてきめんに血糖値に反映するのです。ニュースタートから帰ってきて、どうしても運動不足になりますので、そのことが私のこれからの課題です。それらに加えて、希望と信頼がわき出るとき、体には著しい変化が起こることを体験させていただきました。これからも、ニュースタートを続けながら感謝と奉仕の日々を送りたいと思っています。(山口A.D.70代女性)

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訪問先の老婦人の糖尿病が回復(症状改善例集No.12)

糖尿病のご婦人

健康的な食事や、自然療法によるいろいろな手当てを知っているということは、なんとありがたいことでしょうか。
わたしは、昨年、ホームヘルパーの2級の資格をとりました。9月、初めての担当として4人の方を担当させていただきました。その中のお一人は、80代の独居老婦人でした。彼女は、仲の良かったご主人様を亡くして、生きる力も失ってしまったかのように、生気の無い表情をしておられました。加えて糖尿病ももっておられました。病気は薬が治すものと思い、食事の大事さについてもほとんどご存知無いかのようでした。糖尿病であるにもかかわらず、甘いものが大好きで、よく召し上がっていたようです。

変化

週に1回ずつ訪問するようになってから、このご婦人に少しずつ、食事のことや運動の効果などをお話しました。するとこのご婦人は早速近くのお友達を誘って一緒に歩きはじめ、ゲートボールやお買い物にも歩いて行くようになりました。また糖尿病教室にも参加するようになって、3ヵ月後には、血糖値がほぼ正常になり、病院のお薬が要らなくなりました。体重は減り、お顔の輪郭ははっきりしてきて、とてもお元気になりました。性格も明るくなった感じがします。(愛媛40代女性A.I.さん)

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糖尿病性神経障害からの解放

糖尿病性神経障害からの解放(症状改善例集No.42)

報告:アガサ・スラッシュ(米国自然療法機関ユーチパインズ医師)

ユーチパインズには、あらゆるタイプの患者さんが来られますが、概して、現代医学による治療をし尽くし、それでも思うような回復が得られずに悩んだ末、こちらのことを知り、一縷の望みをかけて訪れるというケースが多く見られます。ここに紹介する症例も、同様のケースです。このような過程で来られる方は、かなり重症になっていますが、イネッツさんの場合もまた同様でした。イネッツさんは50代後半の女性でした。ユーチパインズを訪れた時には、その激痛のために表情は歪み、大変な苦痛の様子が一目で見受けられました。大腿部の裂かれるような痛みと、全身に走る、焼けるほどの強い痛みがあり、我慢ができないということでした。

ユーチパインズを訪れる前

イネッツさんは、過去1年間で入院2回、加えて、体中に走る強度の痛みは、もう何分間も我慢ができないほど痛烈で、救急車を呼ばざるを得なかったのが4回もあったということでした。その痛みは、強力な痛み止めか、麻薬性の鎮痛薬でなければ、和らげることは不可能だったということです。いくつもの病院を渡り歩いても、確かな診断と治療を受けることができなかったようです。そのために、病状はかなり辛い状態まで進んでいました。

イネッツさんの主治医は、総血球計算値と血糖値検査を用いて彼女の病状を診察しました。しかし、絶食時の血糖値はわずか114mg/dlで、ヘモグロビン値は14.4gであることから、血糖値の問題を見過ごしてしまいました。医師は彼女を更年期性のヒステリーである以外は正常(健康である)と結論し、エストロゲン(女性ホルモンの一種)を処方するのみにとどまりました。しかし、ホルモン剤は彼女の症状をさらに悪化させただけで、何ら改善が見られなかったため、2ヶ月後には服薬を中断しました。その後、数々の薬品が処方されましたが、どれも彼女の苦しい症状を緩和することはありませんでした。

多血症による血行不良

彼女がユーチパインズに来てから、私たちがまず行ったことは、綿密な診察でした。私たちが最初に下した診断は、多血症(貧血の逆)でした。彼女のヘモグロビン値は14.4gで、一般病院での基準としては正常値の範囲ですが、私たちが理想としているヘモグロビン値は、通常の低地で暮らす女性であれば10.5g~12.5g/dlです。この数値より高ければ高いほど、疲労感が増します。そこで、赤十字に献血することを勧め、実行しました。その結果、ヘモグロビン値は14g以下となり、血液の循環も改善されました。血液が濃すぎると、比重も高くなり、循環が悪くなるからです。

糖尿病性神経障害

イネッツさんの激痛が、糖尿病と関連があるかもしれないと思われたので、血糖値の測定もしました。朝食2時間後に血糖値を測ると、132mg/dlでした。私どもでは、食後2時間での血糖値が100mg/dlを上回った場合は糖尿病を疑うことを常としていましたので、彼女の場合も糖尿病と診断しました。彼女の痛みや不快感は、全て糖尿病性神経障害がストレス多血症によって複雑化されて起こっていたのでした。ストレス多血症は、赤血球過多が原因です。赤血球製造過多は、病気や生活習慣、感情面によるストレスによって起こり、循環が遅延するように働きます。

イネッツさんの症状は重く、思考も支離滅裂でした。痛みをこらえることで精一杯なので、それ以外のことは、身のまわりのことを自分で何かしようとさえも考えられもしないようで、自分の飲み水を水差しからコップに1杯用意することもできないほどでした。ですから、教会に出席するのはおろか、療養者のためになされる医師の講義の間、わずか20分間続けて座っていることすら不可能でした。就寝時間も痛みに苦しめられて、ゆっくりと休むこともできない状態でした。それでも、私たちをできるかぎり煩わせまいとして、痛みと辛さに耐えていましたが、明け方の4時半から5時頃には必ずのように我慢ができなくなって助けを求めるのでした。「何とかしてください。もう1分もこらえられません」と訴えるのです。

ハーブ療法、水治療法

彼女が耐え切れなくなるたびに、私たちは沈静効果や鎮痛効果のあるハーブ茶を与え、さらに低温浴(35℃程度の湯につかる療法)を施しました。

食事療法

食事は、できる限りマイイノシトールの豊富な食材を使いました。大豆をよく煮たもの、その他の豆料理、キャベツやブロッコリーもたくさん出しました。果物は、グレープフルーツなどの、かんきつ類をたくさん食べていただきました。

徹底した食事改革と運動の継続

イネッツさんは、私たちの指示するところに非常に協力的でした。自宅で療養している時には、適切な食事については誰からも教わることができなかったこともあると思いますが、これほど重症になっても、通常の食事を続けていたようです。ユーチパインズに来てからは、肉、卵、ミルク、そして甘いものを除いた食事でしたが、彼女は「痛みが和らぐのであれば、どんなことでもする」という大変な決心で、こちらの指導によく従いました。毎日の散歩も初めは辛そうでしたが、スタッフが励まし、一緒に歩いたので続けられました。その努力の成果は間もなく見え始め、あれほど辛かった痛みは和らいできました。体重も減ってきました。

1年ぶりの笑顔

ユーチパインズに来てから5週間目を迎えた頃には、痛みはかなり楽になってきて、身体を動かすのも苦ではなくなりました。そして自分から夫に電話をして「こんなに良くなった様子を見せたいのでぜひ来てほしい」と呼びました。彼女の家からユーチパインズまでは、560㎞もあります(車で12時間ほど)。ご主人は、電話の向こうから聞こえる妻の声が、本当に嬉しそうに弾み、今までとあまりに違っているので、ぜひともその姿を見たいと、長距離をものともせず、車を走らせてやってきました。

イネッツさんはご主人が到着したと聞くや、ライフスタイルセンターの前庭に立ち、手を振り、ご主人の名前を呼びながら近づいていきました。そして、満面の笑顔でご主人を迎えたそうです。ご主人はイネッツさんの手を握り、肩を抱きながら、私を探し当てて部屋に入ってきました。そして彼は大きな笑みを浮かべて「先生、私は1年ぶりに妻が笑うのを見ました!」と言いました。自宅にいた頃は、あまりの辛さに、1年以上も笑いを浮かべたこともないほどだったということでした。

速やかな改善

イネッツさんの痛みが楽になるにつれ、歩く距離を延ばすように指示しました。そして8週間後には13kmもの距離を毎日歩くようになりました。体重は、来所以来5.5㎏の減量を達成して、標準体重になりました。痛みの原因だった糖尿病神経障害は60~70%改善しました。

その後、彼女は食事に細心の注意を払い、どんなにおいしそうな料理でも、どんなに空腹であろうとも、学んだ食事計画に沿わない限り決して口にしませんでした。イネッツさんはその後ユーチパインズには6ヶ月間滞在しましたが、全期間、食事には細心の注意を払いました。そして、教えられた食事計画に100%沿って改善に励みました。

彼女の体験から学べること

第一は、彼女が速やかに回復したのは、厳格な食事療法を忠実に続けたことです。また、痛みがありながらも、運動プログラムによく従いました。彼女のこうした姿勢は、激痛による過酷な苦しみが続いたことによって、回復に対する望みが一層強くなったからだと思います。
言い換えれば、療養のためには、食事の好みや欲求を一切捨ててしまう気持ちさえあれば、かなり進んだ状態からの回復も可能だということです。その結果、改善を得られた喜びは非常に大きなものです。

第二は、糖尿病になった場合、血糖値がそれほど高くなくても、そのような時期が長く続くと、重い神経障害を招くことがあるということです。また、ストレス多血症(ストレスが原因で濃縮型血液になり、身体に様々な障害の出る病)は慢性病を複雑化させることが多々あります。慢性の水分欠乏状態と高濃度血液は、糖尿病を併発することがあります。従来の医学療法では、これといった治療法がなかった糖尿病性神経障害は、自然療法と生理学的な療法を用いることによって治療が可能なのです。

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