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どうして西洋医学にばかり頼っているの?!
乳がん発病から7年、体にやさしい玄米菜食で、年々元気(症状改善例集No.18)

乳がんの宣告

平成7年8月、私は乳がんの宣告を受けました。大変なショックでしたが、なんとしてでも治りたいと思い、迷わず病院の指示に従いました。摘出手術を受け、薬物療法を続けました。ホルモン剤と抗がん剤を服用していましたが、薬物の効果を純粋に期待し、病院の指示なら何でも忠実に従い、希望をもって治療を受けていました。乳房は全摘しましたが、脇のリンパにも転移があり再発の不安は常にありました。

再発―甲田式療法

悲しいことに2年10ヵ月後に、再発しました。その後、甲田式療法に出会いました。この療法では火を通したものを一切口に入れてはいけません。玄米はミルサーにかけて粉にして生粉を食べ、人参ジュースやどんぶり1杯の青汁を飲みます。そして豆腐は常に冷奴です。調味料は塩、レモン、蜂蜜が使えます。口に入れることが出来るのはこれだけです。これを毎日毎日続けることは非常につらかったです。それでも治りたい一心で8ヶ月がんばりました。しかしとうとう、そうした食事を続けるエネルギーを無くし行き詰まってしまいました。

玄米菜食との出会い

平成10年の6月、新聞の折込に、ガンのためのある食事療法の講演会が県内であることを知りました。都合がつかず参加できなかったので講演内容の録音テープを後日送っていただきました。聞いてみますと、塩分などの制限はあるけれども、玄米、煮た野菜、生の野菜などを組み合わせて自由に食べることができる食事でした。

温かいごはん

火を通したものを口に入れることは栄養素を失った食事をするように思えて不安でしたが、その講演に携わった方から教えられ励まされて、私はある日、一口だけ炊いた玄米を口にしました。その暖かさ、口に広がるおいしさ!!「あぁ、これこそが体が必要としていた食べ物なのかもしれない、もっと体に優しいものを食べなくては――」と思いました。そうしていくうちに、病院から出されるお薬も少しずつやめたいと思い始めました。そして主治医と相談を続けながら翌年の春にはすべてのお薬から離れました。

家族皆が菜食に

以来、再発の気配も無く、1日2食の玄米菜食で生活を続けています。お蔭様で体重も8kg減り体は動きやすく体調も良い状態です。玄米菜食の食事を始めてから、家族は菜食の良さを認めるに至りました。年々元気になっていく私の様子を目の当たりにして、2年前から主人や子供たち、そして孫たちも玄米菜食を実践しています。

どうして西洋医学にばかり頼っているの?!

今でも初診からお世話になっている病院で定期検査を受けています。病院に行ってみれば、待合席でいつも顔を合わせていた患者仲間は一人二人と見えなくなっています。診察を待つ間、彼女達には玄米菜食で人の体は必ず変わるから一緒にがんばろうよ!と勧めてきたのですが、うなずきはするものの、相変わらず西洋医学にばかりしがみついている様子でした。体は弱り、痛みは強くなっていくばかりの彼女たちに大きな声で言いたいです。「どうして西洋医学にばかり頼っているの!」と。病院で必要な検査などをきちんと受けながらも、免疫力のある体を作っていく努力が常に必要だと思います。(山口 60代女性 T.Mさん)

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  • 2012年09月09日

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