皮膚病(症状改善例集No.38)
苦しかった皮膚病からの救い
韓国自然療法ホームヘルスファームからの報告
キムさん(73歳女性)の病気は、現代でもこのような病気があるのかと思われるような皮腐病でした。キムさんがヘルスファームを訪れたのは、すでにこの皮膚病になって20年も経っていた時でした。皮膚はひどくただれて、暖かくなれな虫がわいて辛い」というのが相談にこられた日のキムさんの言葉でした。その時の状態は、足、腕、尻など全身がまるでエイズ患者のように赤い斑点がびっしりできていました。そのために 痒くて痒くて耐える事ができないということでした。
虫がわく
中でも最も辛いのは、ウジウジしたおできのところに虫がわくことでした。 足、腕、その他ひどい部分に虫がわくのだといいます。キムさんは、暖かい所へ身を置くと、痒くて耐える事ができないし、虫もわき易くなるので、常に温度の低いところに身を置くようにしていました。ですから真冬でも部屋に暖房もつけずに過ごさなければならず、夜休むときも、常に冷たい床で寝なければなりませんでした。
ヘルスファームでの指導
これまでのキムさんの食生活はずっと白米と魚、そしてキムチとの組み合わせでした。ここに来てからまず、キムさんに話したのは、食事についてでした。一生の間食べてきた食事かもしれないが、病気から回復したいと思ったならば、食事を変えなければなりませんと言いました。キムさんは、病気が治るのであれば何でもあなたのおっしゃるとおりにしますと応じてくれました。そこで、玄米にいろいろな雑穀を加えた主食と、果物、野菜、豆、ごまなどを食べ、キムチは塩辛いので止めるようにと勧め、キムさんは良く理解してくれました。来所後3日間は、こうした食事の他にぶどうジュースを出しました。チャコールの粉末も飲んでいただきました。皮膚のただれがあまりにもひどかったために、チャコール湿布は貼ることができませんでした。そこで、大きいゴムのたらいに水を入れ、チャコールの粉末を溶いた水風呂に、1日 2回ずつ入っていただきました。その他、彼女に合った薬草を何種類か煎じて飲んでもらいました。
速やかな回復
3日目になるとキムさんは、「もう痒くない」と言いました。1週間経った頃にはグジュグジュして湿っていたおできが乾いて、かさぶたになってきました。20日目には、かさぶたが剥がれて、新しい皮膚が見えてきました。1ヶ月経った時には皮膚は完全にきれいになって、痒みもなく、もちろん虫がわく心配もなく、キムさんは本当に晴れ晴れとして感謝一杯で帰っていかれました。その後もずっと親しくしていますが、再発することもなく、美味しい菜食の食事を楽しみながら元気に過ごしておられます。
20年間も続いていた不快な難病からわずか1ヶ月で完全に回復したことを思うとき、自然療法は本当にすばらしいと感嘆せざるを得ません。神様を賛美します。
- 2012年09月09日