C型肝炎
人参ジュース断食でC型肝炎が快癒
ニュースタートで関節リウマチ軽減
私は、中学生の頃関節リウマチになりましたが、20代のときにニュースタート健康法に出会って実行し、リウマチの痛みも進行も完全に止まり、血液検査の反応もマイナスになりました。しかし関節の硬直が残ったために幾度かの手術をしました。
輸血によりC型肝炎に
何度目の手術かはわかりませんが、輸血による感染でC型肝炎のキャリアになっていたことが数年前にわかりました。その時、インターフェロン治療も勧められましたが、副作用も強く治癒率も高くは無いとのことでしたので断り、疲れやすい身体を持ちながら仕事を続けていました。
ジュース断食後
一昨年、療養のために同居していた方のジュース断食に2週間、私もお付き合いをしました。人参ジュースと果物ジュースを交互に飲むという断食でした。さらに2ヶ月後、もう一度2週間ジュース断食をしました。
その後、胸が苦しい症状があって検査を受けた際、自分はC型肝炎のキャリアであることを告げてその検査もしていただきました。ところが、その結果はマイナスでした。完全菜食に切り替えて10年ぐらいになりますが、肝炎がマイナスになったのは、おそらく2回にわたる人参ジュース断食によるクレンジングプログラムの働きも大きいのではないかと思っています。実際それ以来身体の疲れ方はまったく違って、今では驚くほどのエネルギーがあります。(群馬40代女性K・Iさん)
C型肝炎が食事で改善(症状改善例集No.44)
C型肝炎の感染
主人は昭和41年、31歳のときに結核になりました。その年、肺の一部を切除した際の輸血によって、C型肝炎に感染したようです。その後、疲れやすい状態がずっと続きました。ラーメン屋をしていましたが、疲れるなどと言っている余裕もないまま仕事を続けていました。その頃から血圧も高くなり通院を続けていました。
インターフェロン療法
平成5年、風邪で熱が下がらなかったので、病院に行きました。そのときの検査でC型肝炎が見つかりました。そこで、医師からの勧めによりインターフェロンの治療を始めました。1年間続けて、C型肝炎ウィルスはマイナスになったのですが、その治療をやめた後には再びプラスになりました。主人の療養仲間から聞きましたが、この治療をやめた後に、再びプラスになっている人が多いということでした。
高タンパク、高カロリーの食事の置き土産
C型肝炎になってからは、生野菜のジュースを作って飲ませました。けれども病院の先生は、肝炎の場合は高タンパク、高カロリーの食事を摂るようにと指導していましたので、私は、肉、卵、魚、牛乳をできるだけたくさん食べさせる食事を作っていました。そして、薬もずっと飲んでいました。今思えば、そうした食事の結果だと思いますが、3年前には脳出血になりました。そして、左半身がしびれるようになってしまいました。私は、病院での主人の検査結果をグラフにつけていますが、発病からずっと行きつ戻りつで、何ら良い結果を見ないままで、何年も過ぎてしまいました。この間、藁にもすがる思いで、1本1万円もする健康ドリンクも買って主人に飲ませました。そうすると、そのときには肝機能の数値が下がるのですが、間もなく元に戻ります。しかし頼れるものとしてまた飲むのでした。しじみもたくさん食べました。沖縄からウコンも取り寄せて飲みました。このように主人のためにはあらゆること試みました。
良い情報に出会った
しかし、このような私たちにも本当に良い情報に出会う機会が与えられました。昨年、新谷弘実さんの「病気にならない生き方」という本に出会ってから、それを読み進めると、これまで主治医が主人に勧めていた食事は、かえって良くない食事だったという事がわかりました。そんな話を妹にしたら、広島郊外の手作りパンと菜食レストラン「カントリーグレイン」を紹介され、行きました。そこでは、食事を出してくれるばかりでなく、どんな食事が体に良いのかという学びの会もありました。そこで、主人と一緒に、「食の学び会」に参加しました。それ以来、主人は肉、卵、牛乳の一切を止めようと、実行に移しました。それでも時々は肉や天ぷらを食べたくなって、完全にはできていませんが、以前に比べるとずっと低カロリー、低たんぱくの食事になっています。
食事改善の結果
2006年の10月から食事を改め、以来、体重は2kg程減り、疲れも随分と解消されて楽になってきました。そして2007年2月の検査時から、数値が良くなってきました。食事改善を始める前には、最も悪かったときで、肝臓の機能を見る主な指標GPTが174ありました。11~40が正常値で、100以上は中程度、100以下になれば軽度であると聞いています。そして今年の2月には77になっていました。食事を改めてからは、数値が正常に近づいてきており、菜食が確かに良いことを実感しています。
玄米菜食
体が良くなってきていることを感じるたびに、菜食や玄米が良いということを学ぶ機会に恵まれて本当に良かったと思っています。あのまま高タンパク、高カロリーの食事を続けていたなら、主人は今頃、どうなっていただろう、そして将来もどれほど体調が悪いままで、過ごさなければならなかったことかと思います。良い情報との出会いを心から感謝しています。
- 2012年09月09日