思い煩いからの解放(症状改善例集No.68)
うつ病
うつ病などで一旦病院のお世話になり、薬を服用し始めると、その状況から抜け出すことが出来なくなって、およそ一生の間病気と薬から解放されないまま過ごさなくてはならない方も少なくないようです。もしかしたら私もそうなっていたかも知れません。
私は主人を病気で亡くしてから、しばらくは事後処理などでなんとかがんばれていましたが、数ヵ月後にはどっと落ち込んでしまい、そこから自分では這い上がれなくなってしまいました。主人を病気にさせてしまったのは、家族の健康管理をしている自分が不十分だったのではないかなどと考えながら日を過ごしているうちに、食欲はなくなり眠れない日が続き、次第に生きる力も失ってしまって、ただ死にたいとばかり思うようになってしまいました。
病院へ
子供たちに言われても、病院に行く気になれずにいましたが、症状がひどくなり、次第にベッドから起き上がることも出来なくなりました。子供たちはとうとう私を病院に連れて行きました。
病院からのお薬もはじめは飲みたくもなく、自分は飲む必要もないと言っては飲まずにいましたが、お薬を飲めば、不安感がなくなって楽になりますので、次第に薬も常用するようになりました。
時にかなった助け
しかし時にかなった助けの手が伸ばされました。教会の牧師さんご夫妻が訪問してくださり、うつ病から解放された方の体験のテープを聞かせてくださいました。そしてベッドに伏しているわたしの全身をマッサージしたり、悩みを聞いてくださったりして、励ましてくださいました。少しずつ楽になってきたので、病院の先生はお薬を徐々に減らしてくださいました。
ニュースタートプログラムへの誘い
そんな中で、ニュースタートプログラムに誘われました。熱心にお誘い下さいますので、次第に気持が傾き、私も参加させていただきました。何より心が落ち着き、そこで勧められたサプリメントやハーブを用いて数ヶ月、もうお薬は要らないですと病院の先生がおっしゃってくださいました。また、心の病には戸外での仕事が非常に良いと聞きましたが、その通りのような気がします。時々の畑仕事には本当に心が癒されていくような気がします。 (奈良県 50代女性 M.Iさん)
- 2012年09月09日