アレルギー性鼻炎(症状改善例集No.38)
体も心も生まれ変わりました!
抜けられなかった長年の苦しみ
私は長年、リウマチ性関節炎やアレルギー性鼻炎、蓄膿症、睡眠障害、頭重感などの症状で日々悩まされてきました。そのためにさまざまな民間療法を試し、また医者通いをするのが常でした。昨年、長らく携わってきた仕事も続けられなくなりしかたなく退職しました。なんとかして治したいと焦れば焦るほどかえって悪化し、完全に心身症に陥っておりました。
思い切って大分に
私は『トータルヘルス』誌を以前から購読していましたので、アメリカにユーチパインズという自然療法の医療施設があるという情報を得ていました。ユーチパインズで治療して頂こうかと迷って、(財)日本健生協会の職員の方に相談したところ、「ユーチパインズで学んだ看護師さんが2名おり、自然療法をしてくれる施設が大分にあります」と教えて下さいました。すぐにニュースタートビレッジに電話し、2日後には大分行きの飛行機内にいました。
初めての所で大丈夫かと不安もありましたが、大分空港で出迎えてくださったスタッフの方は、施設に向かう車中での40分間、ニュースタートビレッジについて懇切ていねいに話してくださり、また私の症状や苦しみなどにも熱心に耳を傾けて下さいました。ビレッジでは2名の看護師さんが遅い時間にもかかわらず暖かく迎えてくださり、夕食後ただちに問診をしてくださいました。
ジュースによる体内浄化
翌朝より療養が始まりました。まず、体の浄化が必要ということでジュースクレンジング療法をすることになりました。朝8時半から始めて、1時間毎に計10回、果物ジュース(りんご、レモン、みかん等)やニンジンジュースを飲みます。絞り立てのジュースを飲むたびに、一滴一滴が細胞のすみずみまでしみこんでいくのが体で感じられるようでした。夕方には2時間以上じっくり煮込んだ野菜スープを頂きました。ジュース療法を始めて3日目、いつもの小指の関節の痛みが和らいでいるのを感じました。今まで衰えていた嗅覚が回復してきたのか、久しぶりに空気や草の匂いを感じ、驚くとともに嬉しさがこみ上げてきました。
畑作業による心と体の癒し
ジュース療法の合間には、毒素や老廃物の排せつを促すために山歩きや畑仕事等で気持ちのよい汗をかきました。仕事の内容がハーブの摘み取りや、インゲン豆の収穫などの軽作業だったからかもしれませんが、ジュースだけの食事でも空腹感は全くありませんでした。さんさんと輝く日光のもと、新鮮な空気を吸いながら、体を積極的に動かし、スタッフの方々と楽しいお話をすることは気持ちの良い運動療法でした。時おり耳にした鶯の鳴き声に身も心も癒されるような気がしました。
心の平安を得て
心の安らぎを何よりも必要としていましたので、私の希望により、心の健康についての学びを兼ねて、聖書も教えていただきました。学習を重ねていくうちに、信仰を持つことの有難さがよりよく理解でき、今まで自分が対人恐怖症で苦しんでいたことをすっかり忘れるほど精神的にも落ち着いてきました。なによりもスタッフの方々の人間としての温かさが嬉しく、一緒にいてとても心が安らぎました。
感謝
理想的な治療期間として3週間の滞在を希望していましたが、私の仕事の都合により急遽1週間で切り上げざるを得ませんでした。初めての経験であったにもかかわらず、治療期間を通してスタッフの方々の暖かい心づかいと行き届いた対応により、何の不安もありませんでした。また、心と体の両方を癒していただきスタッフの皆様には心より感謝しております。(50代男性Aさん)
- 2012年09月09日