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空気

見えないけれどもなくてはならない。

 

健康なからだは良い血液とその循環にかかっています。血液の良し悪しを左右するのは8つの要因がありますが、主なものは食事と呼吸です。空気がなくては命はすぐにもなくなってしまいます。

 

空気は新鮮でなければ

肺は常に不純物を排泄していて、同時に酸素を含む新鮮な空気を必要としています。室内に停滞した汚れた空気は酸素が十分に含まれていないので、血液は酸素不足のまま体内を循環し、からだを不調にします。体内で一番酸素を必要とする脳の働きの鈍くなるのが感じられるでしょう。

 

換気の効かない部屋の空気

同じ空気の中で繰り返して呼吸していると、肺や皮膚から排泄される有毒な物質で空気が汚れます。すると不純物が再び体内に入って行き、血液を汚すことになるのです。普段の生活では、換気に十分気を配りましょう。

 

汚れた空気は避けて深呼吸を

スモッグやタバコの煙、または、排気ガスなどの空気汚染によって苦しめられている人がいます。都会でも早朝の空気は比較的きれいです。早起きして深呼吸は健康増進の秘訣です。

 

新鮮な空気のあるところ

可能なら木の多い植物の豊かな場所に居を構えたいものですが、それができなくても、機会を作って、きれいな空気が思いっきり吸える所に出かけてみましょう。そして、そういう場所で深呼吸の習慣をつけるといいですよ。まず、息を思い切り吐いて、胸をはれば自然にいっぱいの空気が入ってきます。

 

血液が浄化されると

新鮮な空気を深く吸うと、肺で十分に酸素が取り込まれ、血液が浄化され、良い血液になります。それは皮膚、胃、心臓、肝臓その他すべての組織に回復する活力を与えます。ガンなどの慢性疾患の回復にも非常に有利です。精神を落ち着かせ、爽快にし、頭脳を明晰にします。

 

新鮮な空気が身体に及ぼすすばらしい効果などについては、「トータルヘルス」誌10号に更に豊富な情報が掲載されています。

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